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令和5年4月から発寒リハビリテーション病院として新たなスタートをきりました。 リハビリテーション医療は、チーム医療です。発寒リハビリテーション病院リハビリテーション科では、それぞれの専門職がプロフェッショナルとして、患者さんに少しでも良くなってもらうために、常に何が出来るかを考え、治療を行える医療人でありたいという想いを込めて、理念を「患者中心主義」としました。 リハビリテーション治療の基本は、運動療法です。発寒リハビリテーション病院では、患者さんの全身状態に合わせて、できる限り高負荷・高強度の運動療法を行い、患者さんご自身で行えることを1つでも増やし、退院される時に発寒リハビリテーション病院に入院して良かったと思って頂けるようにしていきたいと考えております。 リハビリテーション科スタッフ一同、患者さんがご自宅等で少しでも長く元気に過ごしてもらえるようなリハビリテーション医療を提供し、患者さんや地域の方々から愛してもらえる病院を目指して、精一杯努めていきたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。 |
リハビリテーション部 部長 櫻井 雄太 |
各専門職がそれぞれの専門性を生かし、プロフェッショナルとして治療を行う事が本当のチーム医療と考えています。退院後に患者さんがご自宅等で朝起きてから夜寝るまでの行動をイメージし、理学療法士として、作業療法士として、言語聴覚士として、それぞれの専門職が担当している患者さんに対して何が行えるかを考え、同じ目標に向かって関わっていきます。発寒リハビリテーション病院リハビリテーション科では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がお互いの治療を把握し、職種間のコミュニケーションを円滑にするために、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が同じ空間でリハビリテーション治療を行っています。
患者さんから一目で職種が分かるように服の色を変えています |
リハビリテーション治療の基本は、運動療法です。発寒リハビリテーション病院では、患者さんにご自宅等で少しでも長く元気に過ごしてもらえるために、患者さんの全身状態に合わせて、できる限り高負荷・高強度の運動療法を提供していきたいと考えています。そして、患者さんと療法士が汗をかき、熱気や活気に満ち溢れるリハビリテーション室を目指しています。
毎朝8時15分からリハビリテーション科専門医と理学療法士、作業療法士、言語聴覚士でリハビリテーション治療を行っている全入院患者さんの回診を行っています。回診では、患者さんの全身状態を確認し、その日のリハビリテーション治療の可否や負荷量、注意点について多職種で情報を共有しています。さらに、毎週木曜日には、実際に患者さんに参加してもらい、リハビリテーション科専門医と理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がリハビリテーション治療検討会を行っています。その際、患者さんに最良のリハビリテーション治療を提供できるように、リハビリテーション治療の内容や方法について多職種で検討を行っています。
リハビリテーション科 朝回診 |
リハビリテーション治療検討会 |
発寒リハビリテーション病院は、令和5年5月から一部の病棟が回復期リハビリテーション病棟となりました。今後、発寒リハビリテーション病院に入院された患者さんに少しでも元気になって頂くために、以下のような取り組みを行っていきたいと考えています。
理学療法
身体機能を向上し、歩行など主に移動能力の獲得を行います。 |
言語聴覚療法
飲み込む能力や発語などのコミュニケーション能力・手段の獲得を行います。 |
作業療法
主に食事や着替えなど、日常生活を送る上で必要な動作の習得を行います。 |
退院される前に、必要に応じて、実際に患者さんのご自宅を訪問させて頂き、環境調整やご自宅での過ごし方についてアドバイスを行っています。
退院後は、リハビリテーション科専門医による外来での診察に定期的に来て頂いています。その際、ご自宅で動きにくくなったなどがあれば、必要に応じて入院でのリハビリテーション治療を行い、退院後もご自宅等で少しでも長く元気に過ごしてもらえるようにしていきたいと考えています。 |
脳卒中や脊髄損傷などにより後遺症を患った場合、装具が必要なことがあります。装具には2種類あります。それは、「生活を行いやすくするための装具」と「治療のための装具」です。治療用の装具には、旬があります。発寒リハビリテーション病院では、必要な時期に必要な装具を提供していきます。
今後、高齢化が進み、複数のご病気を抱えた患者さんがさらに多くなる事が推測されます。これまで以上に、全身を診るwhole bodyの観点が求められます。そこで、発寒リハビリテーション病院の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は、疾患や年齢に捉われず、どんな患者さんでもみられる療法士になる事を目標としています。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士養成校を卒業し、新たに就職した療法士に対して、教育係による指導や各分野の座学、実技研修、実技試験など約5年間の教育プログラムを行っています。
勉強会 |
ケースカンファレンス |
実技試験 |